リン(P)
リンはカルシウムとともに骨や歯を丈夫にしている。
また、糖質代謝を円滑にし、エネルギーを蓄え、ナイアシンの吸収を促して疲れを取り去ったりします。
リンは日常食品中に充分含まれているので不足することはまずない。
ビタミンDが不足するとリンの利用率が低下します。
リンの摂取量が多すぎると、骨に貯蔵していたカルシウムの量が減少し、カルシウムの欠乏が起きるので、リンはカルシウムとバランスよくとることが大事です。
カルシウム:リン=1:1のバランスが好ましい。
【効能】
・疲労を回復する
・丈夫な骨や歯を作る
【リンが不足すると・・・】
・骨軟化症、骨の石灰化遅延
・発育不全
・くる病
・歯槽膿漏
【リンをとりすぎると・・・】
リンは肉類、乳製品、魚介類などに含まれているほか、食品添加物や清涼飲料水からの摂取で過剰になりやすい。1日の摂取量が2gを越えると、副甲状腺機能や骨代謝に支障が出る。