アロエ Aloe
アロエがあると医者要らず…便秘に効果があるらしい!!
アロエの原産地は、アフリカおよびインドで太古から原住民にたちが薬草として珍重されていたと言われています。
文献に登場するのは、古代エジプトの墓から発見された「エーベルス・パピルス」という古文書で紀元前16世紀にさかのぼり、最も有名な話では紀元前4世紀ごろ活躍したアレキサンダー大王が、戦いで傷ついた兵士の治療に使い遠征にも必ず持参した、というものです。
日本にアロエが伝わったのは、中国を経由して鎌倉時代に入ってきたとと言われています。
正式な記録として現れるのは江戸時代の「大和本草」という本のなかで「その味にがく臭くして、気味ともに甚しくにがきゆえに虫を殺す」と記されています。
アロエは世界中に非常に種類があり700品種にも上ると言われています。普通観賞用に栽培されるものはキダチアロエ(学名Aloe arborescens)といい非常に苦味が強い。また食用(アロエヨーグルトなど)には苦味のないアロエベラ (A. vera) が用いられる。花は黄色で、葉は長く株の根元から伸びる。寒さには弱い。
キダチアロエは、昔から俗に「医者いらず」といわれてきたもので、葉肉の内服で健胃効果があるとされ、含有するバルバロインの下剤効果により便秘に効果がある。