パイナップル pineapple(英) ananas(仏) Ananas(独) ananas、ananasso(伊)

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アナナス科 アナナス属

原産国

ブラジル

国内の主要産地

沖縄、小笠原諸島など

1月~12月

    疲労回復や夏バテ、老化防止などに効果!!

    原産地はブラジル、パラナ川とパラグアイ川の流域地方であり、この地でトゥピ語族のグアラニー語を用いる先住民により、果物として栽培化されたものである。
    15世紀末、ヨーロッパ人が新大陸へ到達した時は、既に新世界の各地に伝播、栽培されていた。クリストファー・コロンブスの第2次探検隊が1493年11月4日、西インド諸島のグアドループ島で発見してからは急速に他の大陸に伝わった。
    1513年には早くもスペインにもたらされ、次いで当時発見されたインド航路に乗り、たちまちアフリカ、アジアの熱帯地方へ伝わった。当時海外の布教に力を注いでいたイエズス会の修道士たちは、この新しい果物を、時のインド皇帝アクバルへの貢物として贈ったと伝えられる。
    次いでフィリピンへは1558年、ジャワでは1599年に伝わり広く普及して行った。そして1605年にはマカオに伝わり、福建を経て、1650年ごろ台湾に導入された。日本には1830年東京の小笠原諸島・父島に初めて植えられたが、1845年にオランダ船が長崎へもたらした記録もある。

    パイナップルは、糖質の分解を助け、代謝を促すビタミンB1を多く含み、さらにビタミンB2やC、クエン酸なども含まれ、疲労回復や夏バテ、老化防止などに効果がある。

    肉を柔らかくしたり、消化を助けるタンパク質分解酵素のブロメリンが含まれており、胃液の分泌を活発にし、消化を促進し食後の胃もたれを防ぎ、胃腸の健康を保つのに効果がある。

    食物繊維も豊富に含まれており便通を促進し、コレステロールや体の毒素を排出する作用により、大腸がん、動脈硬化、高血圧を予防する働きがある。 胃や腸の中で水分を吸収して膨らみ満腹感を与えるため、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットに効果的である。

    パイナップルは、しっかり熟した状態のものを食べないと消化不良を起こしたり、口の中が荒れてしまうことがあるので注意が必要だ。

    ちなみに酢豚にパイナップルが入っているのは肉を柔らかくし、消化を助ける働きがあるということですが酢豚にパイナップルは嫌いな人も多いはず...





     

    栄養価

    効能

    疲労回復や夏バテ、老化防止

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    選び方のポイント

    果実の下のほうが甘くやや下膨れのものを選ぶとよい。重力に従い下のほうに糖分が溜まるので横に倒したりしながら時々下になる所変えてやると満遍なく甘くなる。
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