堀川ごぼう
京野菜
普通のごぼうに比べて明らかに大きい。
長さは60cm程、直径も6〜10cm、重さも一本で1kgもあるごぼう。
豊臣秀吉の聚楽第を取り壊した跡にその堀を埋め立てて造ったことから聚楽ごぼうとも言われる。
根の先端は蛸足状になっており、中身は空洞でぶよぶよ
している。
1年以上も手間隙かけて育てあげる高級品だ。
栽培は難しく通気、排水、保水性により富んだ有機質の土壌が求められる。京都市左
京区一乗寺、大江町、舞鶴などで栽培されている。
旬は秋から冬にかけてで太さが均一なものを選ぶと良い。
普通のごぼうよ
り風味がよく味、香りともにいい。アクが非常に強いの料理の際は必ずアク抜き必要。
食物繊維、カルシウムが豊富でイヌリンという
腎臓に良いといわれているものも含まれている。