市田柿

果物
渋柿

市田柿は約600年前から伊那谷に多く見られた在来の渋柿で、今では、天竜川のほとりで栽培される柿を干柿にして商品化したのが「市田柿」。
高森町の市田地区を発祥の地とすることから、この名があります。
原料となる柿は、伊那谷で600年以上にわたって栽培されてきた在来の渋柿を干し柿にして商品化したのが市田柿。
伊那谷の秋の空気と天竜川の川霧に包まれながら乾燥が進むうちに、上品な甘味を備えたおいしい市田柿になっていきます。
姿は小ぶりですが肉質が緻密で、心地よい歯ごたえと、適度な弾力があり、全国的にも珍重される干柿です。
 25%まで乾燥させたコロ柿に加工します。
果肉を包む真っ白な粉は果肉から自然にしみ出てきた糖分で、この粉が均等に美しくついているのが市田柿の特徴で、皮むきや乾燥が機械化されている昨今ですが、昔ながらの自然乾燥のために民家の軒先につるされる「柿すだれ」は、今なお伊那路の晩秋を彩る風物詩です。 市田柿は食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、美容食品としても人気です長野県を代表する干柿です。

 

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