紅柿
果物
別名 関根柿
山形県上山市三上原産。
上山に伝わっている説によると、約300年前、上関根村の旧家川口久右衛門の庭に鳥が種を運んできて生えた柿の木の実が美味だったので、城主に献上したところ、たいそう喜ばれ、家老が「紅柿」と命名しれたといわれている。
いまでも上山(かみのやま)地域だけの特産で、『カキ品種名鑑』でも、「干し柿の品質は無類」と絶賛されている。干し柿にすると、色が赤橙色〜べっこう色で、果肉が適度にやわらかく、表面の白粉もよく出ておいしくなるのです。それで、JAかみのやまでは紅柿のほしたものを「紅ほし柿」の名称で出荷している。