ブロッコリー スプラウト
もやしの種類
「スプラウト」とは、植物の新芽の総称で、「カイワレ大根」や「もやし」もスプラウトの仲間であり、特にブロッコリーの新芽が注目されているのは、栄養価が非常に高く、しかもガンの抑制効果があることが、近年の研究によって、わかってきたからである。
ブロッコリー自体もビタミンCやβカロチン、各種ミネラルが豊富に含まれているが、茹でてしまうと、それらの栄養素が減少してしまう。
それでも他の野菜に比べると栄養価の高い食材である。その茹でブロッコリーと「ブロッコリーの新芽」を比べると、ビタミンC、ビタミンB2、βカロチン、カルシウムなどは約2倍、ビタミンB1は、なんと3倍以上も含まれています。
加えて、食物繊維も多く、整腸作用があり、コレステロールを減らしたり、血糖を下げる効果もあるので、まさに、スプラウトは「栄養の宝庫」と言える。
ブロッコリーには、「スルフォラファン」という成分が含まれています。この「スルフォラファン」が、解毒酵素の働きを活発にする作用と活性酸素による弊害を抑える作用がある。
ブロッコリーの新芽(スプラウト)の最大の特徴は、成長したブロッコリーと比べ、この「スルフォラファン」が100倍以上含まれていることです。
タバコを吸う人、睡眠不足、ストレスの溜まっている人が「スプラウト」を摂ることで、老化やがんの原因である活性酸素を抑制することができることも明らかになっています。