ねぎ welsh onion(英) ciboule(仏) Lauch(独) porro(伊)
「食べる薬」です!
ねぎは中国が原産で3000年前からすでに栽培されていたそうです。暑さ寒さにも強いことからアジア全域で栽培され奈良時代にはすでに日本にもあったそうです。
古くから魔よけや祭事の飾りとして使われ宗教とも密接な関係にありました。
江戸時代には貝原益軒の「大和本草」に「死人の鼻や耳に入れると甦る」と記載されるほどでした。
これは極端でしたが確かに風邪を引いたときにねぎを首に巻いたりするのは有名な話です。
ねぎが薬用効果がある理由にはねぎに含まれる揮発性の硫化アリルが強い刺激臭になり消化液の分泌を促し、ビタミンB1の吸収を助け、内臓の働きを活発にして血行を良くする働きがあるからです。
さらに体の中の余分な水分や老廃物を排除し血液の浄化にも役立っています。
「食べる薬」「薬味」といわれる所以はこんなところからついた名前です。
白い部分に光沢があり、緑の所との境目がはっきりしているのがいい