エビイモ

京野菜

唐ノイモの中でもいいものを選りすぐったものを種芋に使い、独特な栽培方法でえびのような沿った形状に育てた小芋をエビイモという。
安永年間に青蓮院宮が長崎から持ち帰った芋を祇園平野屋「いもぼう」の祖先が栽培し大型でえびのような形状の芋が出来たことから宮が名付けたという説もある。
普通の小芋の6倍ほどの大きさがあり一株に5個、さらに孫芋が5個つくように作られている。
独自の栽培方法で芋を肥大させることによってできた芋。


粘り気があり粉質性も高い。形が崩れにくく煮物に向いている。エビイモと棒だらを一緒に煮た「いもぼう」は有名な京料理として知られている。

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