紅赤

ベニアカイモはサツマイモの女王と呼ばれており本来の川越イモでもあるが、女王の名前の通り気難しくてつくりにくいので、川越いも産地として知られている三芳町周辺のサツマイモ農家でもつくりにくいこのベニアカに変わって、作り易いベニアズマ(紅東)をつくり本来の川越イモのベニアカに取って代わるような勢いで、ベニアカは幻のイモになりつつあるそうです。

ベニアカは今から104年前(明治31年(1898年))に埼玉県の大宮台地の木崎村針ケ谷(現在はさいたま市)の当時35才の山田いちが自分の畑で突然変異した"とりわけ肌の鮮紅色なサツマイモ"7株を発見、食べたら非常に美味であつた。1年試作して増やし蕨や東駒込の市場に出荷した所、従来のイモよりも味が優れていたため、たちまち評判となり、また親戚の吉岡三喜蔵により紅赤(ベニアカ)と命名され各地に普及した埼玉県で生まれた歴史あるもの。
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