生姜(しょうが) ginger(英) gingermbre(仏) Ingwer(独) zenzero(伊)
古くから薬用されてきました!
ショウガは東南アジアから東アジア温暖域で古くから栽培されていた。ヨーロッパでも1世紀のころから薬用として知られており、その後香辛料としての利用が広まり、13〜14世紀にはその利用が一般的となったが、栽培はきわめて少ない。
新大陸には16世紀の初めにスペイン人がジャマイカに移植し、ヨーロッパやアメリカに大量に輸出されるまでになった。
日本への伝来の年代は明らかでないが、平安朝時代に栽培されたことは「延喜式」に記されている。
また品種が区別して記載されるようになったのは19世紀になってからといわれている日本で栽培されているショウガの品種は大別して大ショウガ、中ショウガ、小ショウガの3群に分類される。大ショウガは生育旺盛で大株となり、地下茎の肥大もよく、収量も多い。
おもに漬物や菓子用に使われる。
中ショウガは生育は中位で、分げつもやや少ない。
葉ショウガや漬物に適する。
出来るだけふっくらしたものがいい。