ゆず yuzu、Citrus junos
独特の香味と酸味が魅力!
日本で一般的にユズと呼ばれる物は本ユズである。
果実が比較的大きく果皮の表面はでこぼこしている。
一方で花ユズと呼ばれ、果実が小型のものもあり、こちらは早熟である。
ユズの果汁は、日本料理等において、調味料として、香味、酸味を加えるために用いられる。また、果肉部分だけでなく、皮も七味唐辛子に加えられるなど香辛料、薬味として使用される。いずれも、青い状態、熟れた状態の両方とも用いられる。九州地方では柚子胡椒と呼ばれる調味料としても使用される。これは柚子の皮に、皮が青い時は青唐辛子、黄色く熟している時は赤唐辛子、そして塩を混ぜて作るもので、緑色または赤色をしている。
ユズの果汁をしぼり、砂糖と水で割ったレモネードのような飲み方や、「柚子茶」と称し、柚子の実と砂糖、蜂蜜を煮込んだジャムを湯または水で薄めて飲用することもあり、韓国では一般的な飲み物である。
また、ユズから作られたワインもある。
日本には冬至の日には柚子湯に入るという風習がある。
また、独特の爽やかな香りのため、様々な香水に使用されている。
最近日本の植物から精油を精製する国内メーカーが増えており、果皮を圧搾することにより精油を採油している。
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